僕はUNRWAの初めての日本人職員として1983年に、当時の本部のあったウイーンに赴任した。直後にシリア、ヨルダン、西岸地区、ガザを訪れたが、35年も難民状態にあるということにショックを受けた記憶がある。UNRWAではヨルダン、レバノン駐在を含め、9年勤務した。
それからさらに35年経って今や70年。パレスチナ難民問題はまだ続き、状況はむしろ悪化している。他方で、日本人職員も今は全部合わせると12人にまで増えた。いいことだ。
そんな中で、日本に「UNRWA協会」を作ろうという動きがある。添付のホームページはその一環。世界的に難民問題が広がる中で、パレスチナ難民への注意を維持するのはチャレンジだが、OBの一人として応援していきたい。
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