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UNHCRが6月20日の「世界難民の日」を前に「2022年グローバルトレンド報告」を出した

世界の難民の数は3530万人、難民にならない(なれない)国内避難民は6250万人。難民申請者や無国籍者を合わせると初めて一億人を超え1億840万人になった。難民の70%はトルコ、イラン、パキスタンなどにいる。

欧州諸国とアメリカでの難民申請者の数がそれぞれ120万から130万人で計250万人。日本では4000人ほど。欧米を目指して密航する人々が亡くなる例が後を絶たない。

日本の難民受け入れ数が少ないのは確かで、去年はウクライナとかミャンマーからの避難民などを合わせても13500人。この数は日本としては例外的に多いが、世界的に見たらわずかなもの。

現実的に見て、3530万人の世界の難民数を考えれば、年に5万人から10万人を受け入れないとインパクトはない。そんな数の難民が日本に来ることはないし、仮に来たら欧米のように大きな反対運動が起きるだろう。

日本が世界の難民や国内避難民問題の解決に意味のある貢献がきるのは、資金協力によって数百万人を受け入れている国々を支援することだ。

年に200から300億円になる資金協力で日本が救う人々の数は、単純化していえば300万人にもなり、それはUNHCRも欧米諸国も高く評価している。「難民認定率」ばかりに気を取られ、日本の大きな貢献がほとんど報道されないのは残念だ。

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