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難民問題大図解-東京新聞

saburotakizawa

ルール違反かもしれないが、明日の東京新聞日曜版の「難民問題大図解」を宣伝してしまう。

今年は1951年の難民条約成立70周年、1981年の日本の難民条約加入40周年であることを機に、難民問題の歴史、1951年の難民条約の成立とその限界、日本の難民政策など、見開きページに高校や大学での授業にも使える情報がぎっしり詰めこまれている。定評ある東京新聞の「学校の教材に役立つ大図解」シリーズの1528回目。このシリーズは30年も続いている。

1981年以来、世界の難民数は1000万人から2600万人に増えたが、日本での総保護数は逆に減少していることが見て取れる。

右下にある「条約が難民を保護するのではなく、条約の精神を尊ぶ人、国が難民を保護する」というのは至言。

興味深いことに右側に僕の解説まで付いていて、これが価値付加となるか価値棄損になるか不明。

実を言うと、10年ぐらい前にやはり難民問題で「大図鑑」に解説を書いたのをきっかけに東京新聞を購読していたのだが、やや過激な主張が多いと感じて止めてしまった。なのに、解説記事を書いてくれと言われた途端に東京新聞を褒めたりするところに、僕の主体性と一貫性のなさ、または風見鶏性が表れるのだな。反省反省。

今朝コンビニ売店でチェックしたら、本体しかなかった。この図解は別売りの可能性がある。その場合、03-6910-2557(お客様センター)から注文できる。

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