配信記事を静岡新聞が掲載したもので、多くの地方紙が掲載すると思われる。
共同通信の記事は法案反対派の主張を載せるものが圧倒的に多い。今回の記事でも「20年間で難民認定率は1%未満」とし、昨年の日本での総庇護数が1万3500人にのぼり、総庇護率は70%を超えた、といった事実は伏せられている。ウクライナ避難民やシリア(避)難民などが対象になる「補完的保護」の制度が法律に入れられたという重要な点も触れられていない。客観報道というよりは党派的意見の表明だ。
そういう中で、法案賛成派の僕のコメントも載せたということは、共同通信の社内にも、あまりにも一方的な編集方針だ、と思う記者もいるということかもしれない。
一部メディアによる大々的に「入管法改悪反対」キャンペーンは失敗し「改悪」が実現した。なぜ失敗したのか、これらメディアは敗因分析をしているのだろうか?
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