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アメリカ出張日記(9) 柔らかい社会と硬い社会

22日は、世界国連学会での報告の後、スケリー教授のモデレーションの下、American Purposeというリベラル・デモクラシーを擁護する知識人の集まりでズームによる講演と質疑に参加した。このグループはフランシス・福山が代表を務める(https://www.americanpurpose.com/about/)。

僕は、日本は「規律ある人道主義」を規範とすべきと訴えている。日本社会は多くの規律Disciplineで満たされていて、それが外国人にとっては魅力ともなり、参加障壁ともなっている。ともあれ、日本が外国人を受け入れるとき、そのような社会の特質を考慮する必要がある。

それが「規律ある人道主義」の根拠だと説明したところ、文化人類学が専門のスタンフォード大学の女性研究者がコメントした。彼女は「硬い社会hard societyと柔らかい社会shsoft society」という分類法を使うらしいが、日本は「硬い社会」になるのではないか、というのだ。彼女の本は読んでないので印象だけだが、規律に満ちた社会は「硬い社会」と言えるだろう。それが管理重視の外国人政策につながる。

アメリカは「柔らかい社会」だろう。言い換えれば、混乱するアメリカの移民問題の原因の一つは、規律が少ないか緩んでいるせいではないか。

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