国連高等弁務官フィリッポ・グランディのメッセージ。
日本(先進国)に来ることができた難民や避難民ばかりが話題になるが、大半の難民は出身国の隣国で暮らす。国外に逃れることもでいない人々は国内で避難する。そういう人々に国際的支援は届きにくい。
先進国まで逃れることができた難民が、周辺国にとどまらざるを得ない難民より救済される価値があるわけではない。その逆もまたしかり。先進国の「視界の外」にいる大半の難民を助けるのは資金・人的協力。
日本の何十年にもわたる海外での人道支援は、百万人単位で命と生活を助け、国際的には高く評価されていることがもっと知られるべき。
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